ノースカロライナ日本人ブログ <続>またチキン食ってる〜チャペルヒル生活ブログ

関西育ち、英語力ゼロ 女子力ゼロの36歳女子がLGBT旦那ちゃんと、国際結婚してみた!NZのウェリントンでのワーホリを経て、今度はアメリカに住むことに!なったのは、いいけどいきなりノースカロライナかよ!

骨折から全治!した私は、足のトレーニングをかねて、毎日歩くことを決めた!
のですが。

忙しすぎる。ESLのクラスはめちゃめちゃ宿題と予習がある!!!&復習もしないとダメなのがあって、全然歩けていないのであった。
私のルーティン
いつだって、目標とかスケジュール立てるのが好きで、一旦これでいこ!と思っていたけど、5時からご飯作りがもう現実的に無理だった。現実的ではなかった。6時でも無理かも。

とにかく、ずっと引きこもっていて、運動してなかったから土日は旦那ちゃんと一緒に、運動を兼ねて、街ブラをすることにした!
街に行くよ
街ブラは久しぶりなので、キチンとメイクアップして、髪の毛もブローしておしゃれな靴を履いて、お気に入りのワンピースも着るのよ!

本日歩く「カルボロ」はとても小さな街で、人口は約2万人。ノースカロライナ大学(UNC)という有名な大学があって保守派が多いアメリカ南部でも、最大級に進歩的な町と言われています。

なのでLGBTフレンドリーだし、移民も多いし、アートやエコとかにもすごく敏感だと思います。
街に行くよ1
比較的治安はいい。というか、ニュージーランドと変わらんくらい。だからと言って、日本と同じくらいでいたら死ぬので注意。では紹介していきます。

こちらはカルボロの中心街にあるカーミルモール。
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かつてここでは、繊維系の工場やったらしいのですが、その後爆弾工場やったり10年くらい廃墟だったのを、街が買って、ショッピングモールにしたんだって。

なので?中に入っているお店は特殊で、ジュエリー・ビーズ・ファブリック、ブティック・フレグランス・手作りカードショップなどなど・・・。オシャンティズが集まるモールとなっております。

隣にはスーパーのハリスティーター、ドラッグストアのCVSやガーデンセンターなどがあって、割と用事が全部ここで済ませられます。
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意識高すぎ×オーガニック×地産地消的なスーパーもあります。お昼の時間帯とか、結構暖かい日とかは、オープンスペースが人気。
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カルボロは、私が住んでいたウェリントンにもよく似ていて好きだな。家賃だって格段に安いしな。(まじで)
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こういった壁画がとても多いのです。街に行くと、いつも新しいペイントしているのを見かけるってくらい更新されていってる。

どれも地元のアーティストが手がけたものも多くて、アートフェスとかも盛ん。今度はフィルムフェスティバルがあるようです!
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中心街の図書館にも、こんな感じで壁にメッセージが書かれていたりするの好きだな。
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うっかりオシャレ系の写真が撮れた。

ノースカロライナは、東の文化なのでレンガ造りの建物が多いです。おうちとか見てても、東と違ってめちゃめちゃ新しい家って、あまり見かけないかな。
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15分くらい歩くと、隣町の「チャペルヒル」に到着します。チャペルヒルはどちらかというと、大学生の街。歩いているほとんどが学生です。

こういう近代的な建物も多いんが、チャペルヒルかな〜!!

ちなみにカルボロ、チャペルヒルは基本的にはバスが無料です。バスもたくさんナンバーがあって、それぞれ主要な道路を通ってくれるので車がなくても、便利な街かな!と思います!

たくさん歩いたけど、見るものもたくさんあるので、疲れは感じない街です!
今回はかなりローカルな街を紹介しました〜〜〜!!!

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お仕事始めてからなんと!早いもので3ヶ月!!!が経ちました。 まだまだ新しいことばっかりで、環境に慣れるのにも必死だけど、できるだけアガるお洋服(私の場合はワンピース)を毎日着て、たくさんフルーツを食べて、寝るようにしていました。

が!就職後にうちの猫ちゃんのチャッキーの体調不良や入院、退院後の介護。そして安楽死を乗り越え、他の猫の体調不良、旦那ちゃんの手術…考えなければならないことが多すぎてストレスフルに。だから疲れ果てた木曜日には旦那ちゃんと大喧嘩もしたし、泣いた。
もうダメだ
チャッキーを看取ることの相談するだけでも、涙がかれるほど死ぬほど泣いた。

会社の業務量もとても多くて、覚えるのがやっとで(実は覚えられてない)私とっても新しいことに不慣れで、アメリカでの初めての仕事で、不安で、役に立たんし、間違いまくるし、英語で出来ひんし、胸が押しつぶされそうになって、結局ボスの前で泣いた。
知らん単語
Hmartでたまたま声をかけた日本人のお友達には、何度も励まされ、買い物行ったついでに「ちょっとHmartおるねんけど」って言ったら、フットワーク軽くてすぐに来てくれた。なんて頼れる先輩なんだろうか…

マジでなんでこのタイミング、誰かがうちの庭に猫捨てた。とにかく意味わからない。うちの近所に住んでるお姉さんが夜ご飯後に玄関のドアを叩き「この子、私のことついてくるんだけど、あなたの猫?」って言って猫ちゃんを私たちに預けた。 次の日早起きして、アニマルシェルターに連れて行ったところ「シェルターに空きがありません」って言われて、その場でパニックアタックが発動。また泣いた(3日ぶり2回目)。
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*うちで面倒見てるルナルナちゃん

その後も車のエンジンが掛からなくなり、メンテナンスをお願いしたけど2回も予約すっぽかされた。 さらにさらに、オイルチェンジのタイミングを忘れて、エンジン異常のマークが運転中に表示されるようになった。これでも大喧嘩、買い物行っても、何してても旦那ちゃんのことを「使えない奴」と思うようになった。

これは人生の良い状態とは思えない。ストレスが多すぎた。
ジョジョ
完全にキャパオーバーで、旦那ちゃんも私も限界突破。

昼ごはんは喉を通らず、昼休み中自分の車の後部座席で泣いた。帰宅途中の運転中も、帰ってからも泣いた。この1ヶ月でいろいろなことが起こりすぎて、いろいろなことがどう対処したらいいんだか、わからんかった。 けど、少しずつ平穏を取り戻しつつあります。

仕事では文化の違いに戸惑いながらも、上司にも気軽に電話したり、どうすべきか悩んだ時には、具体的な解決策を提示してアドバイスを求めてみたりしてみた。上司だって人間だから気分のムラがあるだろうけど、聞かないと解決できない。 猫ちゃんのことも解決が全然できてないのだけど、さまざまな問題はいつかは解決できるから、焦らないようにしようと思いました。

そして先週のカウンセラーとのセッションで、うつのお薬を飲んでみることを相談してみた。私の家族には鬱を患っている人がいて、現在はリタイヤもしているしかなり改善されている。けれど私にもその気質がかなり前からあって、パニック障害や摂食障害、鬱にも悩んできた。

希死念慮はないものの、明るく振る舞っていても機嫌が良くても、どこか集中できず不安定な部分がある。これはDNA的なもの、脳内物質も少なさなどが原因であって、私の行動、考え方、気持ちではどうにもできない部分であるのだ。

なので飲み始めてみたら、今2週間目だけど割と調子が良くなった。
もうダメだ1
とにかく休みにはたくさんお出かけしていたのを控えて、土曜日に買い物、掃除などを出来るだけ済ませて、あとは寝る!体が必要としていることは素直に聞き入れた。栄養のあるものをたくさん食べて、ヨガをやったり、本を読んだり、家事以外のことを楽しむようにした。

ついついゴロゴロしてインスタ見たりとか、動画見たりとかしちゃうんだけども、そう言う習慣を変えようと思った。

こんなに長くグダグダ書いたのだけど、言いたいのは移住組でも駐在員でも、そのパートナーでも慣れない環境をチャンスと捉えて、前向きになれる人もいる。けど慣れない環境下っていうのは、かなり頭も体力も使うし、不安になるのは普通のことなのです。

このブログを読んでくださっている人の中にも、さまざまな不安を抱えたり、アメリカの生活無理!って思っている人たくさんいると思うのだけど、そう言う時は自分に素直に。無理なのは無理!掃除も、ご飯もサボったっていい。それは甘えじゃない。多少家が汚くても死なない。

パートナーを支えるって言うのは、自分が元気な時にしかできないのだから、またパワーをチャージして、頑張れる時にだけにしよう!今は休もう!!今日はピザ!の日があっても良いのだ。レタス乗せればそれで完璧なのだ。


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タイトル通り。コロナった。
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アメリカに来て4年、その前にコロナ禍で2年くらい日本で生活をしていても感染しなかったコロナに感染した。先々週にはHマートに行って、お友達を買い物して外でジュース飲んで楽しくしていたのに、その週の金曜日の在宅出勤時には頭がぼんやりして、座っていられなくなった。

でもやらんといけないことが山ほどあって、会社も試用期間で休めないのでベッドで仕事をした。

そんな私を見て、ひどい風邪だと思っていた旦那ちゃんはウォルマでのど飴とか、冷えピタとか、必要なものを買ってきてくれて、日本から友達が持ってきてくれた関西人ならお馴染みの「ヒガシマルのうどんスープ」で、卵入りの雑炊を作ってくれた。

その日からとにかく熱と咳がやばいことになり、扁桃炎だと思ったので水分をたくさん飲み、加湿して、たくさん眠った。旦那ちゃんはリビングのソファーで寝た。
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そんな努力も虚しく、旦那ちゃんに風邪をうつしてしまった。家のことを率先してやってくれていたけど、しんどくなったと言い、そこからどんどん病状が悪化。二人ともベッドから起き上がることができなくなった。

月曜日に派遣先の担当さんに「体調が悪すぎるので休みます」と電話したら「声どうしたんですか!とにかくエマージェンシーに行って、お医者さんから診断書もらってきてください!3日以上休むときに必要になります!」と言われ、フーフー言いながら救急に行った。

色々テストした結果「他の菌は大丈夫だったけど、COVID 19です。この先一週間は安静にして、治ってからもしばらくマスクしてください」と言われた。カジュアルに言うけど、私まだ試用期間だから、いつクビになってもおかしくないから、休めないのだよ。






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帰ってからボスに今日は会社休みますと連絡して、火曜日はギリギリベッドで仕事できたけど、水曜日にぶり返した。でも今週中に入荷する商品を港から引き上げんといけないし、到着予定時刻も確認がいるし新しいマテリアルの商品登録と発注もあって、休んでる場合ではなかった。

なので1時間だけとかスポットで働いた。
ギリギリの状態で働いた結果、注文書とか色々間違えまくっていた。やらんほうがよかったんかもしれんが、失敗したならカバーするのみだ。

こんなにコロナがしんどいもんだと思わなかったし、何よりジワジワと体力を奪われている感じが今も本当に辛い。何もしてないのに、体力が-1 -1 -1…って減っていってる。うう、辛い。
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というか私が運よく、コロナにこの4年かかってなかっただけで、同僚は2回かかったよ!とか強者がいることを知ったのです。みなさん、何回かかったんですか?初めてかかった私が珍しいんでしょうか…。

今5月末だけどまさか誕生日にコロナになっているとは、思わんかった。日本でも就職とか、新しい環境下でストレスだったり、お疲れが出る頃かなって思うので、皆様ご自愛ください。

あ〜咳止まらないのは、本当に辛え。

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愛猫チャッキーの通院で以前から気になっていたグリーンズボロエリアを開拓。そのときに見つけたベトナム料理を食べてきたよ〜

Paris Banh Mi Greensboro
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以前からかなり気になっていたベトナム料理のお店。グリーンズボロはアメリカで一番のベトナム人コミュニティーがあって、そのためベトナム料理屋さんも多いのだ。店内はとても明るくて、清潔感があり店員さんもとってもフレンドリー。

私のは本当に一般的なサンドイッチの「GRILLED PORK」をチョイス。グリルポークにハラペーニョ、マヨネーズ、きゅうり、大根と人参のピクルス、パクチーと、かなり安全な食べ物である。20250322_124145
旦那ちゃんのはパテが入っているサンドイッチ。「PORK PATTIES」。彼は私とは違って、外食時に冒険する癖がある。鶏レバーパテが入っているからちょっと癖がある(と、私は思った)。こちらもパクチーたっぷり、野菜たっぷり。
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他店と比較してもボリュームの多さに驚く。ボバティもこんなにギリギリのラインまでなみなみ入れてくれている!!しかもデカい。やたらデカくて笑ってしまった。20oz(600ml)は確実にあると思う。笑
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私は一般的なミルクティーにタピオカ追加。旦那ちゃんはライチティーにゼリーを追加しました。ティーにはまるまるライチが二つも入っていた。すごくコスパがいいと思う。
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店内にはたくさんのベトナムの方々がいて、バインミーやコーヒーを楽しんでいた。英語ができなくても、メニューは写真付きで、オンラインオーダーもできるので、初心者さんにも安心です。

ちなみにこのお店Paris Banh Miは、チェーン店らしく、ノースカロライナだとケーリーやシャーロットにも店舗あり。他にもジョージア、フロリダ、オクラホマにもあるみたいなので、チェックしてみてね!



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他の外食日記はこちら!
グリーンズボロのベトナム料理はすごく美味しいのである!


【長文ブログ】この記事は6歳のタビ猫チャッキーが腎臓病になってから、天国に行くまでの話です。興味ない方はブラウザ閉じてください。

退院から1週間くらいは元気に過ごしていたチャッキーだったけど、2週目からは雲行きが怪しくなっていました。退院した後は持ち直して、彼のお気に入りの場所で過ごしていたし、いつもの指定席でご飯も食べていたけれど、ご飯をほとんど食べなくなった。
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その代わりに庭にある石や土を食べようとしたり、水溜りの汚い水も飲もうとする異食が始まった。少しずつチャッキーの命の灯火が消えようとしていることは私たちには十分わかっていたのに、それを認めたくなくて。 何とか生きててほしくて。

どうしようもないのに。 毎日彼のご飯のカロリーを計算して躍起になって、その200カロリーをクリアしようと、無理やりご飯を食べさせたりした。無理な給餌や何種類も薬を飲ませるなんてこと本当はしたくないのに、でもどうにか生きてて欲しかったから彼にとって苦痛でしかない作業を繰り返した。

もう残された時間は少ないんだと自覚するしかなくて、悲しかったけれど自宅で安楽死のサービスをしてくれるお医者さんに予約をした。
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約束の日まで4日間。彼がお気に入りのデッキでたくさんの時間を過ごした。仕事に行く前でも少しでも時間があれば、外の空気を吸わせてあげた。そしてずっと彼が出たいとせがんでいた裏庭に抱っこして、優しく下ろすとお花や土の匂いを寝転がって楽しんだ。
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もう走って逃げたりする様子はなく、許す限り私と芝生の上での時間を楽しんだ。ただ彼の体が以前とは違ってカリガリになっていて、もう見てられないぐらいに、痩せて、彼寒さで震えるようになった。まだ肌寒い出社前でも彼を庭で過ごす時間を持った。在宅だとたくさん時間があるので、本当に助かった。
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外にいる時のチャッキーは本当に満足そうで、調子も良くなるみたいだった。家の中に入れようとするとシャーシャー威嚇して、私の顔にパンチするほど嫌がった。

金曜日の午後3時。チャッキーとのお別れの時間になった。当日は残念ながら雨だったけれど、外の空気を吸いにいった。天国に到着後は神様と会うから、念入りにブラッシングをして、温かいタオルで体を拭いてあげると嬉しそうだった。

私は仕事の休みをとり、最後の1時間を過ごした。最後の晩餐としてマグロのお刺身、ヨーグルト、クリームチーズ、鰹節などさまざまなプレートを彼に用意したけど、マグロを少しだけ口にしただけで、とにかく外の空気を吸いたがった。
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ドクターが到着したときに、チャッキーが変に落ち着いているのがわかった。先生に愛してるの合図を眼で送ったり、ぐるぐると喉を鳴らしていた。

涙が止まらなかった。お気に入りのサンルームのソファーに座って、彼のお気に入りブランケットにくるまった。先生が眠くなる薬を彼に注射する。チャッキーは入院中にたくさんの点滴と注射に耐えてきたから、注射は大嫌いでこんなことをさせたくなかった。

注射した後は必死に抵抗して逃げていたけれど、眠くなったのか全身が脱力して、私の膝に治まった。いよいよ先生が安楽死させるための薬を足に注射する。赤い液体を先生が注射している時も、耳は最後まで聞こえているので、ずっと彼の名前を呼び続けた。感謝の言葉をたくさん言い続けた。
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チャッキーが最後に2回深い息はいた後、彼の体がぐらんと重くなった。もう首や体がグラグラになって、私が支えていないと簡単に滑り落ちそうだった。先生が聴診器を胸に当てた後「He's rest in peace」と言い、その後少しだけ席を外してくれた。

私と旦那ちゃんは二人で大きな声を出して泣いた。さっきまで一緒にいたのに、まだこんなに彼の体は温かいのに。彼の真っ黒な瞳孔に、私が泣いている姿だけが映っていた。

他の猫ちゃんたちが、チャッキーが亡くなったことがわかるように一人一人に見せた。最後のさよならを言って欲しかった。生後3ヶ月の時からチャッキーと一緒に暮らすペニちゃんは、見るからに元気がなくなった。
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私たちは2019年4月13日にニュージーランドの施設で出会った。小さくて、シャイで、ふわふわの猫。私たちは彼を大好きになって、私は家から施設のある山頂付近まで登山して、彼を譲り受けるまで毎日見に行った。

あんなに小さかったチャッキーは、頼れる私の相棒となり、ベストフレンドになった。ニュージーランドの小さなフラットでたくさんの時間を過ごした。私が泣いていたら隣に座って話を聞いてくれたし、怪我や病気した時は私を心配していつも寄り添ってくれた。たかが猫だろって思う人が大半かもしれないけれど、それ以上の関係性が私たちには確実にあった。

現実を受け入れるのは、ものすごく辛い。もともとできることがあったって思うかもしれない。後悔ばっかりが浮かぶ。けど私たちは充分彼のためにできることはやった。これ以上、悪い思い出とかを増やしたくないなって思った。

本当にもっともっと時間を過ごしたかったし、他の猫トトロのFIVやレーザーの治療、キャスパーの治療などで、構ってあげられなくてたくさん後悔もしたけれど、入院や治療、通院も、会社の帰りに毎日彼の病院に通ったことも、全て頑張った。

そして今日(2025/04/12)亡くなった時間通りに遺灰の配達員の人がドアを叩いて、彼は小さな茶色の箱に収まって帰ってきた。とっても軽くなって帰ってきたチャッキー、今は天国で太陽いっぱいの場所でお昼寝している頃だろう。

家には彼のための小さな祭壇ができて、彼の遺灰とふわふわの毛、大好物のご飯とお水、夜にはキャンドルを灯している。遺品のふわふわの毛からは、まだ彼の匂いがする。
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もっと一緒に居たかった。今までありがとう。彼にはいつでも戻ってきていいよって会いに来ていいよって囁いた。生まれ変わって私の所に会いに来てね。次も猫がいいな。今度はうんと長生きしようね。

最後に言いたいのはチャッキー愛してるよ。きっとどこかで、また会おうね。さよならではなくて、またね。

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チャッキーがグリーンズボロにある緊急医療センターで入院している間。私は毎日彼に会いに行った。職場から20分くらいかかる道であれ、どこにいようと5時に退勤した後には必ず彼の病院に車を走らせた。グリーンズボロ周辺で仕事があるときには居てもたってもいられず、昼休みの1時間を利用して病院で彼と時間を過ごした。
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彼は私の面会に来た私の顔を見て、時々びっくりした顔をした。その丸い顔が本当に可愛くて、どこか間抜けで可愛かった。

3日目もまだ点滴をしていて、口の周りもよだれがダラダラと流れている。私が会いに来るとチャッキーは喜んでいたけれど、まだ治療の辛さに慣れてないようだった。薬のせいなのか明るい場所を嫌った。だからタオルやブランケットの下に彼を隠して、守ってあげた。
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この日は本当にタフだった。お医者さんと話したときにもう彼を安楽死させた方が良いと提案された。私は数日前まで彼は元気になって帰ってくると信じていたし、また一緒に暮らすと思っていたから、彼女の言ったことを簡単には信じたくなかった。

最善を尽くすが彼が死ぬかもしれないと言われたときには、5時から9時過ぎくらいまで彼との面会時間を伸ばしてもらった。絶対に死なせたくなかった。治療費は一日600ドル。どんどん家計を圧迫していったが、そんなことはどうでもよかった。
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本当に心配なときには、会社を休んだ。私はまだトライアル期間でいつでもクビになる可能性はあったけれど、どうでもよかった。私の人生とチャンスはこれからあるかもしれないが、彼にはもう時間がない。旦那ちゃんも出来るだけ彼に会いに行くと約束した。

こんなことを1週間も続けていると、私生活が荒れていく。彼を失うかもしれない恐怖と、莫大な治療費。7日間で8,000ドル(日本円で100万)以上を支払い、自分達の食べるものはどんどん適当になっていったし、家も綺麗にする気力も無くなった。旦那ちゃんとの言い争いも多くなって、辛かった。
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しかし5日目でチャッキーは見るから元気になった。獣医師が「彼は何も食べない」と言っていた次の日には自らドライフードを食べた。まだ彼が生きたい、家に帰りたいと意思を示した。
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そして入院7日目の朝。家で仕事していた私に良いニュースが飛び込んできた。今日の5時ごろには退院できます。ただ退院の理由はもうこれ以上病院で治療できることはないと言われた。お別れまでの時間がほとんどないかもしれないと。

そしてチャッキーが帰宅後、1週間彼は生き延びた。3月21日から入院、27日に退院。相棒のペニちゃんの誕生日を家で過ごすことができ、今日は4月4日。家に帰ってきた当日もぐったりとしていて、点滴をたくさん刺された体は水分でぽよぽよ。

前足も後ろ足も毛を剃られ、点滴の痛々しい跡が残っていて、自宅でも暗い場所やバスルームで過ごすことが多かった。翌週の月曜日に病院で診察を受けると肺に水分が入ってしまっていると診断を受けました。

すぐさま彼の体の機能を奪っている水を抜く手術をして、他の器官に障害がないかを確認したりしたのだけど、チャッキーにとっては病院はストレスを受ける場所でしかなく、猫砂を口に入れるなど行動が変になったそう。
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それにもし体から排出した水が赤だった場合は、即時安楽死させる必要があり、黄色の場合には治療、色がついてない場合は家に帰れると言われて、チャッキーを病院にドロップオフさせたあと、帰宅した旦那さんと泣きながら連絡を待ちました。

嬉しいことに体内から排出された水分には色はついていませんでしたが、腎臓の病気なので、彼の体力次第でまた体内に水分が溜まってしまう可能性もあることを知り、それは再発の可能性が何度もあることを知りました。せっかくなら家で安楽死させてあげたいので、お医者さんを紹介してもらいました。

最初はウェットフードを食べることも拒否していた彼だったけど、私が指で少しずつウェットフードをあげると、本当に少しずつ食べてくれました。みるみるいつも通りの彼に戻っているようだけど、いつ様体が悪化するかはわからない状態です。
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私が彼に大量の薬を投与したり、手術を受けさせて彼のいつも通りの生活を奪うことは、できないと思うから、たくさんカロリーを摂って、たくさん寝て、たくさん遊んで、平穏な生活を楽しんでほしい。

とにかく家に帰ってきたチャッキーは安心した様子で、お気に入りのふかふかのニトリのNウォームの上でゴロゴロしたり、外を見たり、私が仕事から帰った後で天気が良ければ、デッキで二人で外の空気を吸ったりと、病院にいるときにはできなかったことをたくさんしました。

どうかもう少しだけ、私のそばに彼が入れますように。

Go Found meというサイトで、チャッキーの治療費のドネーション(寄付)を募集しています。支援に興味のある方はぜひ、下記のサイトにアクセスしてください!ドネーションしてくださった方、ありがとうございます!

今第一次目標の60%に届いています。このブログを読んで支援してくれた方、お小遣いの中から大金を出してくれた頼もしい友人たち…本当にありがとうございます。何かあった時は絶対私は助けます。

ぜひインスタグラムやブログなどでシェアしてください!よろしくお願いします!

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