きっと日本人にとって「子供作らないの?」っていう会話はとてもカジュアルなものなんだろうなと、感じながら、この記事を書いています!よく考えたら、ものすごく失礼な質問だと思いません?
この記事を書いている7/30/2024 現在、アメリカ大統領選挙に向けてカマラ・ハリス民主党候補が選挙運動頑張っています。彼女は出産経験がなく、夫のダグさんの連れ子二人と一緒に暮らしています。
そんな彼女のことを「キャットレイディー(注:子供のいない猫を飼っている女子:子供のいない女性への侮辱的な言葉として使われる)」なんて対共和党のアホな副大統領候補が言ったりしています。
この記事は彼女のように子供のいない私(ノンバイナリー)について理解を深めてもらおうと書いたものです。ただし、ノンバイナリーの人全てが、私と同じような気持ち、考えを持っているわけではありません。
今日は私たちLGBTカップルがなぜ子供を作らないと決めたのか?と語りたいと思います!
1.2人ともADHDとうつ病を持っているため
まず私たちにそれぞれ違う障害があるので遺伝確率を考えた。旦那ちゃんと私はADHDを持っていて、さらに彼にはアスペルガーの傾向がある。
そのほか私は鬱や摂食障害を持っていた過去がある。なので、大きく膨らんだ自分のお腹を許せない!っていつも思っているから、絶対無理だと思う。私たちのように障害を持って生きるの大変になるなら、作らない方がいいと思った。
2.子供も妊婦も気持ち悪く感じる
甥っ子ができたときに、一緒には遊ぶのだけどどうしても局部が汚いものとしか思えなくて(笑)絶対に触りたくないし、おむつを変えるのも絶対嫌。理由はわからないのだけど、妊婦もマタニティフォトも吐き気がするほど、気持ち悪いと思ってしまう。(あくまで個人の意見です)
こればかりは子供が生まれても変わらないと思った。
妹が姪っ子の鼻水を素手で拭き取っているのを見て、なんでそんなんできるん?って思い、荷物パンパンの鞄をいつも持ったりするのも、私の生き方じゃないな、と感じていた。
3.高齢出産のリスク
私は障害者支援の非営利団体で働いていたのだけど、高齢出産となると障害を持つ子供が生まれる確率が高くなる。(参照データあり)
この発言では生まれてくる子供が障害者だったら嫌だな。って捉われるんだろうけど、そうですよ、当たり前じゃない。だって、生まれてくる子供が「障害者だったらいいな」「身体不自由だったらいいな」なんて思って、産む人間はいないと思う。
だからウクライナなどでは戦争が始まった途端に、障害者の子供を見捨てる親が続出したのだ。
結局言いたいのは、産んだ後はもう育てるしかなくなる。戻せない。だから育てるけど、その子は私たちがいる間は、いくらでも面倒見られるけど、私たちが死んだ後はどうするのかと言う問題。
これは実際にNPOで働いた私だから、親の気持ちや子供の気持ちもわかったのです。私は自分の人生に無駄なリスクをおかせない。
4.お母さんになるのが嫌すぎた
未だに日本に根強く残る「男尊女卑」の考え方。それに母乳しかダメだとか、やっぱりお母さんじゃないとダメだとか。何万回も聞かされてきた。ノンバイナリーな私はなんでジェンダーロール無視するんだろうって感じで子供の頃からイラついてました。
それっておかしい考えだとずーーーっと思ってる。それに日本が女性を軽視しすぎて、無痛分娩も進まないし、出産、産休中も給料もピル代も全額出ないし、なんか子育てできる環境じゃないよね?って感じてた。日本の未来も暗いしね。
さらにいうと、私が実の母のことが全然好きじゃなくて(笑)。他の家の子供だったらよかったなって思うことばっかりだった。きっと彼女も私を育てていたときに、思った通りに行かなくて怒ってばっかりだったし、子育て向いてなかったんだと思う。
いつも母が言ってた「もし子育てに余裕があったら…」っていう言葉。子育てに余裕があったから、子供産んだんじゃないのかよ?
5.産まなくても養子縁組やフォスターファミリーになれる
ここアメリカには親がいない子供、新しいおうちを待つ子供がたくさんいます。それは単純に人口が多いっていうのもあるけれど、宗教的に中絶が罪とされている場合があったり、教育格差によって性教育が行き届いていなくて、貧困にもかかわらず産み、育てられなかった。みたいな場合が多いです。
だったらその子たちを幸せにしてあげた方がいいと思いました。それにフォスターファミリーと言う、正式に養子縁組をするまでの間、一緒に住むパターンもあります。これは良い制度だし、双方向にベネフィットがあるから、いつか利用できると思う。
色々言ったのだけど、単純に子供が嫌いっていうのもある。なんで子供ってキーキーうるさくて、あんなにイライラさせるんだろうって思ってる。
で!でもニュージーランドでナニーをやっている時に、面倒見ていた子供達のことは今でも大大大大好き!!!で、本当に家族みたいに思っていて、私にとってマジで心から愛してるから、そこのたちは特別^^
同じくニュージーランドにいる友人の娘のエリーちゃんも、ほんとおおおおおおおおおお〜〜〜〜に可愛くて、モデルさんみたいに可愛くて、愛おしい!インスタの投稿をずっと楽しみにしてる!!!貸してもらえないかなって思ってる。いつか会いたいな^^
同世代が次々と子供産む中で、私たちは「出来ない」から諦めたのではなくて「本当に要らないから」産んでないって言うのをいつも伝えています。中には「強がってる・無理言ってる」なはんて!言われたりもするんだけど、本当に要らないものはいらないんです。笑
だって産んでから、やっぱりいらないわ〜。ってできないし、18年間の養育の義務は何があっても、離婚しても、死別しても、生活保護をもらっていても、私が病気になっても、どんな状況でもやらんといけないと思ったら、怖気付いちゃいました。
それに子供いる人って、必ずと言っていいほど、子供がいなかったら〜とか、旦那が子供の面倒見ないとか、ゆっくりできないとか言うでしょ?自分で決めたことなのに、グチグチ言うなんて、ナンセンス…
今は自分のお世話でいっぱいです!!ということで、話は変わるのですが、子宮を全摘出しようと決めました。
以前からPMDDで悩んでいたものあり、ジェンダー的に生理が嫌だったから、ピルを飲んで生理を止めている。私はノンバイナリーとして生きていくことを決めたので、別に病気ではないのだけれど、性別適合のために手術を受けようと決めました。
できたらだけど、テストストロン(男性ホルモン)を注射して、もう少し筋肉を作って、中性っぽい感じになれたらと思っています。
声が低くなったり、筋肉がついたり、顎のラインがもう少しシャープになるらしい!お友達も胸の脂肪を取るって言っていたから、それもやりたい!って気持ちに繋がったかな〜。
ジェンダーレスな人間に8歳の頃からずっとなりたかった。セーラーウラヌスになる^^だから今からできることをしようと思います!マイボディ!マイチョイス!
みんな好きな体で、好きなように生きられたらいいよね。
今日も読んでいただき、ありがとうございました!面白いと思ったら、ポチッと押してくださいね〜!
※ブログ文章やイラストの無断転写禁止。誤字脱字は報告しなくて、私なんかに時間を使っていただかなくて、大丈夫ですよ〜!他のことに時間使って下さい笑
この記事を書いている7/30/2024 現在、アメリカ大統領選挙に向けてカマラ・ハリス民主党候補が選挙運動頑張っています。彼女は出産経験がなく、夫のダグさんの連れ子二人と一緒に暮らしています。
そんな彼女のことを「キャットレイディー(注:子供のいない猫を飼っている女子:子供のいない女性への侮辱的な言葉として使われる)」なんて対共和党のアホな副大統領候補が言ったりしています。
この記事は彼女のように子供のいない私(ノンバイナリー)について理解を深めてもらおうと書いたものです。ただし、ノンバイナリーの人全てが、私と同じような気持ち、考えを持っているわけではありません。
今日は私たちLGBTカップルがなぜ子供を作らないと決めたのか?と語りたいと思います!
1.2人ともADHDとうつ病を持っているため
まず私たちにそれぞれ違う障害があるので遺伝確率を考えた。旦那ちゃんと私はADHDを持っていて、さらに彼にはアスペルガーの傾向がある。
そのほか私は鬱や摂食障害を持っていた過去がある。なので、大きく膨らんだ自分のお腹を許せない!っていつも思っているから、絶対無理だと思う。私たちのように障害を持って生きるの大変になるなら、作らない方がいいと思った。
2.子供も妊婦も気持ち悪く感じる
甥っ子ができたときに、一緒には遊ぶのだけどどうしても局部が汚いものとしか思えなくて(笑)絶対に触りたくないし、おむつを変えるのも絶対嫌。理由はわからないのだけど、妊婦もマタニティフォトも吐き気がするほど、気持ち悪いと思ってしまう。(あくまで個人の意見です)
こればかりは子供が生まれても変わらないと思った。
妹が姪っ子の鼻水を素手で拭き取っているのを見て、なんでそんなんできるん?って思い、荷物パンパンの鞄をいつも持ったりするのも、私の生き方じゃないな、と感じていた。
3.高齢出産のリスク
私は障害者支援の非営利団体で働いていたのだけど、高齢出産となると障害を持つ子供が生まれる確率が高くなる。(参照データあり)
この発言では生まれてくる子供が障害者だったら嫌だな。って捉われるんだろうけど、そうですよ、当たり前じゃない。だって、生まれてくる子供が「障害者だったらいいな」「身体不自由だったらいいな」なんて思って、産む人間はいないと思う。
だからウクライナなどでは戦争が始まった途端に、障害者の子供を見捨てる親が続出したのだ。
結局言いたいのは、産んだ後はもう育てるしかなくなる。戻せない。だから育てるけど、その子は私たちがいる間は、いくらでも面倒見られるけど、私たちが死んだ後はどうするのかと言う問題。
これは実際にNPOで働いた私だから、親の気持ちや子供の気持ちもわかったのです。私は自分の人生に無駄なリスクをおかせない。
4.お母さんになるのが嫌すぎた
未だに日本に根強く残る「男尊女卑」の考え方。それに母乳しかダメだとか、やっぱりお母さんじゃないとダメだとか。何万回も聞かされてきた。ノンバイナリーな私はなんでジェンダーロール無視するんだろうって感じで子供の頃からイラついてました。
それっておかしい考えだとずーーーっと思ってる。それに日本が女性を軽視しすぎて、無痛分娩も進まないし、出産、産休中も給料もピル代も全額出ないし、なんか子育てできる環境じゃないよね?って感じてた。日本の未来も暗いしね。
さらにいうと、私が実の母のことが全然好きじゃなくて(笑)。他の家の子供だったらよかったなって思うことばっかりだった。きっと彼女も私を育てていたときに、思った通りに行かなくて怒ってばっかりだったし、子育て向いてなかったんだと思う。
いつも母が言ってた「もし子育てに余裕があったら…」っていう言葉。子育てに余裕があったから、子供産んだんじゃないのかよ?
5.産まなくても養子縁組やフォスターファミリーになれる
ここアメリカには親がいない子供、新しいおうちを待つ子供がたくさんいます。それは単純に人口が多いっていうのもあるけれど、宗教的に中絶が罪とされている場合があったり、教育格差によって性教育が行き届いていなくて、貧困にもかかわらず産み、育てられなかった。みたいな場合が多いです。
だったらその子たちを幸せにしてあげた方がいいと思いました。それにフォスターファミリーと言う、正式に養子縁組をするまでの間、一緒に住むパターンもあります。これは良い制度だし、双方向にベネフィットがあるから、いつか利用できると思う。
色々言ったのだけど、単純に子供が嫌いっていうのもある。なんで子供ってキーキーうるさくて、あんなにイライラさせるんだろうって思ってる。
で!でもニュージーランドでナニーをやっている時に、面倒見ていた子供達のことは今でも大大大大好き!!!で、本当に家族みたいに思っていて、私にとってマジで心から愛してるから、そこのたちは特別^^
同じくニュージーランドにいる友人の娘のエリーちゃんも、ほんとおおおおおおおおおお〜〜〜〜に可愛くて、モデルさんみたいに可愛くて、愛おしい!インスタの投稿をずっと楽しみにしてる!!!貸してもらえないかなって思ってる。いつか会いたいな^^
同世代が次々と子供産む中で、私たちは「出来ない」から諦めたのではなくて「本当に要らないから」産んでないって言うのをいつも伝えています。中には「強がってる・無理言ってる」なはんて!言われたりもするんだけど、本当に要らないものはいらないんです。笑
だって産んでから、やっぱりいらないわ〜。ってできないし、18年間の養育の義務は何があっても、離婚しても、死別しても、生活保護をもらっていても、私が病気になっても、どんな状況でもやらんといけないと思ったら、怖気付いちゃいました。
それに子供いる人って、必ずと言っていいほど、子供がいなかったら〜とか、旦那が子供の面倒見ないとか、ゆっくりできないとか言うでしょ?自分で決めたことなのに、グチグチ言うなんて、ナンセンス…
今は自分のお世話でいっぱいです!!ということで、話は変わるのですが、子宮を全摘出しようと決めました。
以前からPMDDで悩んでいたものあり、ジェンダー的に生理が嫌だったから、ピルを飲んで生理を止めている。私はノンバイナリーとして生きていくことを決めたので、別に病気ではないのだけれど、性別適合のために手術を受けようと決めました。
できたらだけど、テストストロン(男性ホルモン)を注射して、もう少し筋肉を作って、中性っぽい感じになれたらと思っています。
声が低くなったり、筋肉がついたり、顎のラインがもう少しシャープになるらしい!お友達も胸の脂肪を取るって言っていたから、それもやりたい!って気持ちに繋がったかな〜。
ジェンダーレスな人間に8歳の頃からずっとなりたかった。セーラーウラヌスになる^^だから今からできることをしようと思います!マイボディ!マイチョイス!
みんな好きな体で、好きなように生きられたらいいよね。
今日も読んでいただき、ありがとうございました!面白いと思ったら、ポチッと押してくださいね〜!
※ブログ文章やイラストの無断転写禁止。誤字脱字は報告しなくて、私なんかに時間を使っていただかなくて、大丈夫ですよ〜!他のことに時間使って下さい笑