ノースカロライナ日本人ブログ <続>またチキン食ってる〜チャペルヒル生活ブログ

関西育ち、英語力ゼロ 女子力ゼロの36歳女子がLGBT旦那ちゃんと、国際結婚してみた!NZのウェリントンでのワーホリを経て、今度はアメリカに住むことに!なったのは、いいけどいきなりノースカロライナかよ!

カテゴリ: 胆嚢摘出日記

手術からの生活で何が辛いって、寝るときに上向きにしか慣れない+お腹に大きな枕を置いてしばらく寝ないと行けないのが辛いのだった。骨折の時以来だけど、本当に首が凝っている。
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昨日は意識が朦朧としていたのだけど、今日ははっきりとしていて、朝は毎日食べている「ギリシャヨーグルトとバナナとクルミ」をいつも通り食べてみる。気のせいかもしれないけれど、食べるのに倍の時間をかけないと飲み込めない。辛い…!!!

それに手術からちゃんと食事をしていないためお通じ!全然ありませんですよ、これが辛い。
食べたものといえば、具なしのお味噌汁と、アボカドとお粥ぐらいやったからな。とにかく自分を田中みな実だと思って、お水をたくさん飲んでいる…。(何かすみません)

お昼からは元ESLの先生と、娘さんがお見舞いに来てくれた。これはいい気分転換になったんだけど「めぐ心配してたよ、これからはヘルシーな生活してね!」って言われて、アメリカで結構ヘルシーに生活してたんだけどな!的なことを思いました…。

元気になってきたので、旦那ちゃんと一緒に近くのウォルマートまで買い物へ。
やっぱり運転すると無駄に緊張してイライラする+人混みの買い物が嫌いな旦那と、週末の5時のウォルマートは体力的にも無理だった。まるで妊婦。腹を抑えつつ、広いスーパーを歩く。
歩くの辛い

旦那ちゃんが間違って買ったものを返品しに行って、クタクタになった。
全体的に熱っぽさはあるんだけど、骨折に比べたら辛くないから、前向きに!疲れたらベッドに入ることにしてご自愛タイムをたくさん取ることにした。

そしたら気が付いたけど、ずっとYou tubeで二郎系ラーメン食べてる動画ずっと見たり、紅白のアイドル勢揃いアイドル♪見たりしていました。日本を離れてから3年経つと、やっぱりちょっと浦島太郎になるね。

傷口はその後見る見る良くなり、1ヶ月後にはほぼ元通りに。でもひと月も筋トレなどができなかったので、筋力は落ちました。

手術から1日目
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手術から1週間
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手術から1ヶ月
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何ヶ月か見えていなかったウェスト!が返ってきて嬉しい。まだ下っ腹が出ているけど、手術後の膨らんだ感じも無くなってきたし、何より運動!できるのが嬉しい。

ただ手術後1ヶ月間は、10パウンド(4.5kg)以上のものを持ち上げたり禁止!
内臓のクリップで止めてある場所が弾け飛んだり、内臓が爆発(ないんだけど)したりするので、やめてください。とか、縫合した筋肉が千切れるので、重たい買い物袋とか持たないでくださいねって言われた。

そして、アメリカの医療費に関してなんですが、高いんです。
現在までの私の医療費。エグいことなってます。
医療費
私の医療保険は、一年支払うマックスの金額が5500ドルと定められており、それ以上払うことはありません。(ただし保険カバーされているお医者さんのみ)
だけど、5500ドルっていうのは、私にとってはかなりの大金だし、去年の緊急搬送費用も払わないといけないから、本当に借金してるのだ!

でも、緊急搬送・緊急治療費:3500ドル、上記の検査費用:250ドル、手術前検査費用165ドルと諸々手数料などで4000ドル分はもう払ったから、今あとは500ドルを毎月180ドルずつ、旦那ちゃんに払ってもらっています。

大学院プログラムが終わって、とにかく働きに出たら旦那ちゃんにきちんとお金を返したい。
っていうか、5,500ドルって、827,860円ですからね(3/1/2024現在)

そしてもう医療費の上限を払ったから、これからはどんだけ病院行っても無料!だから大腸カメラやってきた!これもブログに書くよ!

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私の不幸話、読む?



胆嚢除去について初めから読む

目が覚めると、すでにリカバリールームで隣で看護師さんが私が目覚めるのを見守ってくれていました。

しかし意 識 朦 朧。
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ものすごいめまいと吐き気がします。気を抜いていると全身の力が抜けて、ベッドから落ちそうになる程。私は麻酔にとっても 弱 い !

「ジンジャーエールでも飲む?」と言われて、カップに入れてもらったものの、渡されたカップが掴めない!!顔にひどく熱があり、おしぼりを持ってきてもらった時も、おしぼりが3重くらいに見えてしまって、掴めなかったです。
手術後

その後旦那ちゃんがすぐに来てくれたのですが、私の麻酔が効きすぎて「二日酔い」みたいな状態だったので、え?大丈夫?ねえ大丈夫?と何回も聞かれだけど、覚えてない。

ひどい二日酔いみたいな状態+そひどい吐き気がしていて、なぜか胆嚢があった場所が痛くなりました。もうないのに痛みがあるのは、きっと電気メスなどで切り取った後なのでしょうが、キリリと痛みます。

私はアメリカに住んでいるので、腹腔鏡手術は即日退院でした。日本だったら何泊かするよね?って思いながら、退院。骨折の手術も即退院だったのを思い出します。

翌日シャワーを浴びても良いとのことで、お腹をみたらびっくり。
傷口見ても大丈夫な方はどうぞ…
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まだ手術したてなので、ガスが体内に溜まっていて少しずつ出さないと行けない。それに下膨れって感じで体の水分もお腹に集中している…苦しくはない。

1日経った後も、傷口が痛むのと上向いての体勢しか眠れない。夜にお水を何度も何度も飲みました。さらに起き上がるには腹筋を全く使わずに、腕の力だけで起きて(無理)、またベッドに横になるときに、腕の力だけで戻るってなことをしていました。

うちには猫ちゃんがいるので、体と上掛け布団の間にでっかいクッションを挟んで寝ました。そうしたら、夜中に猫に踏まれても大丈夫だろうと…。これ、大正解でした。クッションに押されていることによって、良い塩梅に体に圧力がかかって、動かない限り、あまり痛みを感じません。
手術後1

脱いだり着たり、横になったり、トイレ行ったり、全て恐る恐るやります…。

退院してから柔らかめに炊いた白米と、アボカドしか食べていなかったので大便は出なかったのだけど、水分とっている量も安定してきて、カラカラではなくなりました。次の日に医療センターから電話があり、体調についてのサーベイを受けましたが、今のところ安定していると伝えました。

「次の日からはガスを出すために、できるだけ歩いてくださいね〜」と言われたので、頑張って歩きたいと思います…。でもやっぱり辛いんだよなあ。

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退院してからの生活と、莫大なアメリカの医療費はこちら!


元気だった頃の話…



手術は年明けの1月3日。朝7時にはオペレーションの準備をするため、10分前には来てくださいと言われました。

病院到着時間の2時間前までしか水分を取れないので、5時に起床。水を飲み飲み、シャワーを浴びて、病院からもらった菌を殺すための石鹸を使って、腹部を丁寧に洗っていきます。手術前だけど、お腹すいてミゼラブルでした。
手術前

お腹すいた…

まだ陽も登る前に病院に行く準備。この日は氷点下だったので、車のドアがバリバリに凍っていました。(詰んだ)旦那ちゃんは田舎道は運転慣れてるのですが、街の運転だとやけに緊張するらしく「Shit!」を言いまくって運転していました。は?

病人とはいえ、まじで運転すればよかった。到着までに血圧上がってしまったやん!

到着後は流れが早く、受付尿検査と血液検査、点滴をつけられ、お腹を念の為何度もワイプで拭いたら、もう手術準備完了。
MRI4

なぜか手術担当のナースの皆様、朝7時だと言うのにテンションが高くて、みんなハッピーな様子。「子供はいるの?」「旦那さんは何語話すの?」「え〜ねこ8匹も飼ってるの?すごい〜」なんて話をたくさんした。

きっと手術前の緊張を抑えるためにアットホームな感じにしてくれてるんやなあ、と思っていたのだけど、手術前の点滴の針が全く私の手の甲に入らなくて、っていうかめちゃめちゃ外も病院の中も寒すぎて、手の甲も、手首も、静脈も、全部点滴失敗。

胆のうの摘出箇所が鮮明にわかるように入れるブルーの点滴しまそうね〜って、それもなぜか血と一緒に逆流してしまって、私の体が手術をよっぽどやりたくないんだなって思いましたよ。ほんと、勘弁してよ。

手術を担当する先生、麻酔医師、看護師、縫合してくれる先生が次々に挨拶に来てくれて、準備が整ったら、そそくさと手術室に連れて行かれます。

手術担当医師に「ワンチャン、胆石ってもらえるの?」って聞いたら「細かすぎたら無理かもな〜」って言われ、冷たい点滴を入れられたら、それから記憶はありません。こうして手術は終了…。リカバリールームで目が覚めました。続く…


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胆嚢炎日記最初から読む?

元気だった頃はこんなの食べてたのに

前回の話はこちら

MRIを受ける前に、医療費を計上してもらったんだけども見積もり時点では「3,271ドル(約47万円)」が、無料になっていた。
MRI代金
アメリカの医療費高い、知ってる。
けれど、私の入っている保険は「病気が見つかる前に検査するのはほぼ無料」っていう素敵なプランに入っているので、今回は見積もり段階で無料?ってことで、とりあえずMRIへ。あくまでも見 積 も りだからね。

1/12 追記:やっぱりチャージされてた。750ドルと画像診断料80ドル。どんどんお金むしり取られるぜ。

家の周りには大きな病院はないため、少し離れたメディカルモール(総合病院)へと向かう。受付をしてから、ものすごく長くて入り組んだ廊下を歩いてMRI室へ。やることは日本と一緒で、服を着替えて、点滴を打たれ、機械に入っていくのみ。

「閉所恐怖症ですか?」「今日はなんのためのMRIですか?」「ピアスなどは外してくださいね」など、基本的には日本と同じことを聞かれて、お腹の上に板を置かれて、耳栓をし、大きめのヘッドフォンをつけられ…いざ、撮影へ…。となった時。
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※注:絵のヘッドフォン忘れました

ちょっと待って!!!!
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「WAIT!!!!!SO SCARY !!!!」
私は閉所恐怖症じゃないはずなんだけど、機械が動いて、壁と顔がちかくなった瞬間に無理!ってなった。そこから息もおかしくなって、ああああ〜無理〜パニックってなって大声を出したら、すぐにスタッフが駆けつけてくれた。

何が怖いの?音?タオルかけたらマシ?できれば目をずっと閉じておいたほうがいいよ?」とアバイスを受けて、もう1人の女性のオペレーターからは「じゃあ、目隠しにタオルをかけてあげるよ、深呼吸してこれで大丈夫そ?」ってな感じでスタッフさんの優しい心遣いに甘える。

「何かあったらいつでも、手に持っている空気入れるシュポシュポで私たちに知らせてね!」と言ってくれたので、強く握りしめていました。結局使うことなく無事終われました。

何年も前にMRIやったんだけども(交通事故後だったんであんまり覚えてないけど)こんなのだったかしら?こんなに恐怖があったのかしら…。

30分ほど大人しくしてその日は帰宅。なんだかぼんやりしていたので、バーガーキングに行って特大サイズのコーヒーと、無料のLポテトを貪りました。なんだかんだで、アメリカにいると脳疲労がたくさん起こる。
MRI3
食べながら「お医者さんが揚げ物とか油っぽいの控えてね」って言ってたな〜って思いめぐらせてた。これで最後の揚げ物にしたい。

結果は肝臓や腎臓には、特に問題は見られなかったっぽいけど、やっぱり胆のうには細かい大量の石があるみたいでした。健康じゃないなって、一回でも思ったことは見直すべきやな。みんな、自分が健康だなって思っているかもしれないけど、絶対に健康診断とか行ったほうがいいと思う。

次回…手術へゆく!

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前回の話はこちらから

ほなら、胆石っぽいしチェックしましょう、他にも重篤になりうる病気が併発している可能性があるのでそれも一緒に見ます。ってことで、超音波エコーの先生が私のお腹にたっぷりとジェルを塗って、お腹の中を確認していきます。
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この時すでに朝4時。あまり寝ていないのに、無駄に元気になってしまって、お腹をグリグリされると何だかくすぐったい。状況も変にシリアスで面白くなってきて、目の合った旦那ちゃんと笑い合ってしまう。

やけに超音波のドクターが静かなので、エコーの画面をちらっと見てみると

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何か。腎臓とかあたりにあるね?
しかも先生がその箇所、100枚くらい写真撮ってました。超音波の担当には病気を判断することはできないらしくて、怪しい影があったら写真に撮って、それを私の担当医師に確認の上、病名を発表してくれるそうです。楽しみです(?!)
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緊急治療のおかげでだいぶ気分が楽になった私は、まじ☆ヨユー☆って感じになりました。そうすると自分が適当に来ていたキキララちゃんのパジャマが気になった。
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あんなに息をするもの痛くて、どうにもできなかったけど、死んでたらキキララちゃんのパジャマで、ゲームオブスローンズのターガリエンのTシャツ、靴下には「I'm Failed(失格)」みたいな格好で死ぬところだった。以前にも言ったけど、いつでも「死んでもおしゃれでいたいよな(?)」

そしてドクターによる診断、胆石症。胆のう内に複数個の胆石がある。そして胆のう炎。すぐに専門家に予約を入れて、手術の手続きをすること。
手術以外の治療は根本的な解決にならないので、全摘出すること。脂っこいものや、ファーストフードを避けて、健康的な生活を送るようにと言われました。
胆石になりやすい人
引用していますが、このようなあなた…胆石ができやすいようです。
確かに運動不足だなって思っていたけど、体重も適正範囲内だし、いつもヘルシーな生活をしていたのでびっくりした。とにかく手術について話すために数日後、診察を受けて、手術は2024年1月3日に予約を入れました。私の新年?!

また別件で肝臓かどっかに影があるので、MRIを1週間後に受けてくださいと言われた。これはまた書きます…。

ということで、今回の緊急搬送によって3,500ドルをチャージされました。日本円で言うと、49万3,605円(2024年1月1日現在)。

このままだと病気は治るけど、自己破産になりそうです。アメリカを旅行する方、絶対に旅行保険に入りましょう!!!


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続く…


私の胆石日記、最初から読む方はこちら!

 

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